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空調機の電力削減の重要ポイント!冷房や暖房にも影響?電気代値上がりについて解説

電気料金の値上げの原因とは?日々使用する設備を見直し、電力削減を目指したアプローチを!

電気代の上昇理由の一つが、燃料の調達コストの増加です。冷房や暖房のような日常的な使用に大きく影響し、将来的な電気代の上昇も懸念されます。先を見据え、空調機の電力削減を目指す対策が必要です。

冷房や暖房の見直しのタイミング?電気代の値上がりについて

原料高の積み木

東京電力によると、2021年から始まった電気代の値上がりは継続しており、2022年には値上げによる負担増がメディアで注目されました。しかし、なぜ電気代は急激に値上がりしたのでしょうか。こちらでは、理由や対策を解説します。

電気代の値上がりの状況

東京電力における法人の電気料金(高圧)は、2021年3月には「-4.68円/kWh」とマイナス調整が行われたほど安価でした。しかし、2023年1月には「12.54円/kWh」とはるかに高額な水準まで上昇しています。

さらに、2023年6月に行われる電気料金の改定では、各電力会社において「規制料金(値上げの際に国の認可が必要な料金プラン)」の値上げが予定されており、予測では全体的な平均値上げ幅が15~39%になると見込まれているのです。また、東京電力では、2023年7月1日からは「自由料金(国の認可が不要な料金プラン)」についても値上げするとの意思を表明しています。

今後さらに値上げされる可能性もあるため、電力の効率的な利用や省エネ対策、再生可能エネルギーの活用など、負担を軽減するための対策を検討する必要があるでしょう。

電気代料金の値上げの理由

電気代料金の値上がりの主な原因は、「燃料費調整単価」の上昇です。

電気料金は基本料金、電力量料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金の3つの要素から成り立っています。そのうち、電力量料金の一部である「燃料費調整単価」が増加することにより、電気代が上昇しやすいのです。

燃料費調整単価は、燃料の調達コストによって決まります。円安や新型コロナの経済回復、ロシアのウクライナ侵攻などにより、燃料の調達コストが上昇しているため、電気代が上がっている状況です。

さらに、火力発電所の縮小や再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げも、電気代上昇の要因として挙げられます。

将来の経済状況によっては、各電力会社の料金がどれくらい上昇するかは予測できません。そのため電気代の上昇に備えて、冷房・暖房などの空調設備の見直しや効率化を行い、電気代の負担を軽減することが重要です。

電気代値上げの対策

今後の電気料金の推移を予測することは難しいため、負担が大きい場合は対策を検討する必要があります。特に、消費電力の大きい照明器具や空調機の節電対策は欠かせません。

電力削減の方法の一つが、省エネ機器の導入です。例えば、照明器具をLEDに変えることが挙げられます。LEDは白熱球に比べて電気代が8分の1程度といわれており、発熱も少ないため、室内温度の上昇を抑えつつ空調機の負荷を軽減できます。

また、空調設備の改善も電力削減につながります。10年以上前に建てられた事務所やビルの空調設備を見直すことで、エネルギーの効率化が期待できます。業務用エアコンについては、機種によって差はありますが、2010年製と2020年製では年間のコストに大きな差が生じます。空調機はあらゆる業種で多くの電力を消費する設備ですので、省エネ対策が見込める設備の見直しを検討するのがおすすめです。

空調機の省エネ対策をお考えでしたら、DDe株式会社へご相談ください。低コストかつ短時間で実施できる方法をご提案いたします。

電気料金値上げの対策!設備を見直し無理のない電力削減を

電卓を見せる男性

電気料金の値上がりは2021年から続き、今年も負担が増加している状況です。その原因の一つは燃料調達にかかるコスト増が挙げられます。さらに、火力発電所の増加や再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げも関与しており、将来の電気料金は予測が難しい状況です。現時点で電気料金の負担が大きい場合は、対策を取る必要があるでしょう。

従業員の節電意識も有効ですが、特に効果的な対策は電力設備の見直しです。常時使用される空調機は、あらゆる業種で電力消費量が多く、省エネ化は電力消費の削減につながります。

DDe株式会社では、空調冷媒撹拌システム「α-HT」を活用した省エネ方法をご提案いたします。この製品は特許を取得しており、配管に取り付けることで消費電力を10~30%削減することも可能です。メンテナンスやランニングコストが不要ですので、設置後も管理の手間が増える心配もございません。

病院や食品工場、ショッピングモールなどでの実績もございますので、電気料金負担増に対する省エネ対策を検討しているご担当者様は、ぜひご相談ください。
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会社名
DDe株式会社 (旧:DDエンジニアリング株式会社)
英文表記
DDe Inc. (previously know as  DD Engineering Inc.)
創立年
2020年4月
代表取締役
小谷 一永 (おだに かずのり)
所在地
〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2丁目18−32 SCALE803号室
TEL
03-5291-1711(旧:03-5206-3533)
URL
https://ddeng.jp/